# 2025.1.x から 2025.2.x への移行

## 概要

2025.1.x から 2025.2.x への移行について変更点や注意点をまとめています。

もし不明点がある場合はサポートまでお問い合わせください。

## マルチストリームにおける映像ビットレート自動シェアリング機能をデフォルト無効にしました

> **重要**
>
> 映像ビットレート自動シェアリング機能を Sora 2025 年 12 月リリースの Sora 2025.2.0 からデフォルトで無効にしました。

[multistream_auto_sharing_video_bit_rate](SORA_CONF.html#93f542) は [スポットライト機能](SPOTLIGHT.html) がまだない時代に、参加者が増えた場合でも視聴側の負担を減らす機能でした。

しかし、現在はスポットライト機能を利用することで、参加者が増えた場合でも視聴側の負荷を減らせることや、シェアリング機能の結果、指定したビットレートとは異なる配信が行われて混乱を招くことが多いことから、デフォルトで無効にすることにしました。

今後は、同一チャネルで複数人により双方向配信を行う場合は、スポットライト機能の利用を強くおすすめします。

もしスポットライト機能を利用していない場合で、映像ビットレート自動シェアリング機能を利用したい場合は、 [multistream_auto_sharing_video_bit_rate](SORA_CONF.html#93f542) を `true` に設定してください。

## レガシー録画機能を廃止しました

レガシー録画機能を廃止しました。今後は [録画機能(セッション単位)](RECORDING.html) をご利用ください。

- [StartRecording](OBSOLETE_API_LEGACY_RECORDING.html#c5b527) API を廃止しました
- [StopRecording](OBSOLETE_API_LEGACY_RECORDING.html#fd0de5) API を廃止しました
- [GetStartedRecording](OBSOLETE_API_LEGACY_RECORDING.html#8095d0) API を廃止しました
- [ListStartedRecording](OBSOLETE_API_LEGACY_RECORDING.html#838360) API を廃止しました
- [ListArchiving](OBSOLETE_API_LEGACY_RECORDING.html#d4ba61) API を廃止しました

それに伴い `sora.conf` の `legacy_recording` 設定を廃止しました。

## 録画機能(セッション単位)のデフォルト出力フォーマットが MP4 形式になりました

WebM は現時点で広くサポートされていますが、MP4 形式の方がより多くの環境でサポートされているため、
録画機能(セッション単位)のデフォルト出力フォーマット設定する `sora.conf` の [default_recording_format](SORA_CONF.html#f9fa7d) のデフォルトを `mp4` に変更しました。

もし WebM 形式での出力をデフォルトにしたい場合は `webm` を設定してください。

## 組み込みでの開発ツール提供を廃止しました

組み込みで提供していた開発ツールを廃止しました。

今後はオンライン版またはオフライン版の開発ツールを利用してください。

詳細は [開発ツール](DEVTOOLS.html) をご確認ください。

## WHIP/WHEP 時のリソース URL を廃止しました

WHIP の RFC 9725 化に伴い WHIP/WHEP 時のリソース URL をセッション URL に変更しました。

- `/whip-resource/:channel_id/:secret/` を廃止しました
- `/whep-resource/:channel_id/:secret/` を廃止しました
- 2025 年 12 月リリースの Sora にて `/whip-resource/:channel_id/:secret/` は廃止しました
- 2025 年 12 月リリースの Sora にて `/whep-resource/:channel_id/:secret/` は廃止しました
- `/whip-session/:channel_id/:secret/` を利用してください
- `/whep-session/:channel_id/:secret/` を利用してください

### NGINX の設定変更

NGINX を利用している場合は Sora 2025.2.0 デプロイ時に `location` の設定を `resource` から `session` に変更してください。

```nginx
location ~ ^/(whip|whip-session|whep|whep-session)/ {
   # ...
}
```

### クラスター利用時のローリングアップデート

クラスター機能を利用している場合、
Sora 2025.2.0 へローリングアップデートを行う前に `whip-session` と `whep-session` を許可するようにしてください。

```nginx
location ~ ^/(whip|whip-session|whep|whep-session)/ {
   # ...
}
```

## ICE コネクションステート機能のタイムアウト値の古い設定を廃止しました

ICE コネクションステート機能のタイムアウトの値を認証成功時に払い出せる仕組みを追加したため、
`sora.conf` の `ice_connection_state_disconnected_timeout` と `ice_connection_state_failed_timeout` を廃止しました。

[default_ice_connection_state_disconnected_timeout](SORA_CONF.html#420a1e) と [default_ice_connection_state_failed_timeout](SORA_CONF.html#d6f965) を利用してください。

- 2025 年 6 月リリースの Sora にて `sora.conf` の `ice_connection_state_disconnected_timeout` と `ice_connection_state_failed_timeout` を非推奨にしました
- 2025 年 12 月リリースの Sora にて `sora.conf` の `ice_connection_state_disconnected_timeout` と `ice_connection_state_failed_timeout` を廃止しました

## 組み込み TURN 機能無効の設定を廃止しました

組み込み TURN 機能は 2016 年 6 月にリリースされ、長年安定して動作してきたため、
組み込み TURN 機能を無効にする設定を非推奨にし、
無効にする設定を 2025 年 12 月リリースの Sora にて廃止しました。

- 2025 年 6 月リリースの Sora にて組み込み TURN 機能を無効にする `turn` を `false` にする設定を非推奨にしました
- 2025 年 12 月リリースの Sora にて組み込み TURN 機能の設定 `turn` を廃止しました

組み込み TURN 機能を無効にすることができなくなりました。

## WHIP/WHEP の TURN 機能を無効にする設定を廃止しました

WHIP/WHEP の TURN 機能をデフォルトで有効にしたため、無効にする設定を廃止しました。

OBS を利用する場合は WHIP の TURN 機能に対応している 2024 年 7 月にリリースされたバージョン 30.2 以降をご利用ください。

- 2025 年 6 月リリースの Sora にて WHIP/WHEP の TURN を無効にする `whip_turn` を `false` にする設定を非推奨にしました
- 2025 年 12 月リリースの Sora にて WHIP/WHEP の TURN 機能の設定を廃止しました

WHIP/WHEP の TURN を無効にすることができなくなりました。

> **注釈**
>
> 今後、TURN の仕組みを実装していないクライアント向けに、シグナリングの query-string に `turn=false` を追加することで、TURN を無効にすることができるようにすることを検討しています。
>
> もし WHIP/WHEP で TURN を無効にしたい要望がある場合はサポートまでお問い合わせください。

## role が recvonly の場合、認証ウェブフックやコネクションログに `audio_*` と `video_*` から始まる項目を廃止しました

今まで 2025.1.0 に廃止したレガシーストリームの互換性を維持するため、
シグナリングで指定した `audio` と `video` に含まれる `codec_type` や `bit_rate` を認証ウェブフックに含めていましたが、
レガシーストリームを廃止したことや誤解を招きやすいことから Sora 2025.2.0 では含めないようにしました。

`role` が `recvonly` の場合認証ウェブフックとコネクションログに `audio_` と `video_` から始まる項目が含まれなくなります。

- `audio_codec_type`
- `audio_bit_rate`
- `video_codec_type`
- `video_bit_rate`
- `video_vp9_params`
- `video_av1_params`
- `video_h264_params`
- `video_h265_params`

## RTP ストリーム停止と再開機能の廃止

RTP ストリーム停止/再開 関連 API を 2025 年 12 月リリースの Sora にて廃止しました。

それに伴い `sora.conf` の `signaling_notify_rtp_stream` 設定を廃止しました。

- [PauseRtpStream](OBSOLETE_API_RTP_STREAM_PAUSE_RESUME.html#de7a52) API を廃止しました
- [ResumeRtpStream](OBSOLETE_API_RTP_STREAM_PAUSE_RESUME.html#43002a) API を廃止しました
- [ListPauseRtpStreams](OBSOLETE_API_RTP_STREAM_PAUSE_RESUME.html#c4de52) API を廃止しました

今後は [転送フィルター](FORWARDING_FILTER.html) をご利用ください。

## 再送要求の頻度を利用した不安定レベルの通知機能の廃止

再送要求頻度を利用した不安定レベルの通知機能を 2025 年 12 月リリースの Sora にて廃止しました。

それに伴い `sora.conf` の `legacy_signaling_notify_network_status` を廃止しました。

## sora.conf の signaling_forwarding_filter 廃止

マルチ転送フィルター機能に合わせて設定名を変更し、 2025 年 12 月リリースの Sora にて廃止しました。

今後は [signaling_forwarding_filters](SORA_CONF.html#bf0e30) をご利用ください。

## サイマルキャスト機能の機能追加に伴う設定項目や API 名の変更

> **重要**
>
> API や設定や項目に関しては名前の変更のみで動作は完全互換です。

Sora 2025.2.0 からサイマルキャスト機能で新しく `none` と `auto` という二つの機能ができるようになります。これに伴いサイマルキャスト機能の設定や API の名前をよりわかりやすい名前に変更しました。

`none` や `auto` といった新しい機能を利用する場合は新しい名前の設定や API でのみ利用できます。

### 2027 年 12 月リリースの Sora にて廃止予定の設定や API

- シグナリング接続時の `simulcast_rid` 項目- 今後は `simulcast_request_rid` を利用してください。
- 認証成功時の払い出し `simulcast_rid` 項目- 今後は `simulcast_request_rid` を利用してください。
- `sora.conf` の `default_simulcast_rid`- 今後は `sora.conf` の [default_simulcast_request_rid](SORA_CONF.html#9891c8) を利用してください。
- `RequestRtpStream` API- 今後は [RequestSimulcastRid](API_SIMULCAST.html#7d26ab) API を利用してください
- `ResetRtpStream` API- 使いどころが少ないため廃止し、代わりに [RequestSimulcastRid](API_SIMULCAST.html#7d26ab) API を利用して新しいサイマルキャスト RID を払い出すことを推奨します

## sora.conf の av1 を廃止し常に利用できる用にしました

AV1 は Chrome/Edge 利用できる用になってか 3 年以上経過したことから、
`sora.conf` の `av1` を 2025 年 12 月リリースの Sora にて廃止しました。

## sora.conf の h265 を廃止し常に利用できる用にしました

H.265 は Safari や Chrome で利用できる用になったことから、
`sora.conf` の `h265` を 2025 年 12 月リリースの Sora にて廃止しました。

## テスト API をデフォルト無効にしました

検証環境以外で利用する事がほとんど無いとため、
2025 年 12 月リリースの Sora にてテスト API をデフォルトで無効化しました。

利用する場合は [test_api](SORA_CONF.html#a2f020) を `true` に設定してください。

## クラスターのローリングアップデートについて

2025.1.x から 2025.2.x へのローリングアップデートができます。

1 台ずつローリングアップデートを行ってください。

2024.2.x から 2025.2.x へのローリングアップデートはできません。
必ず 2025.1.x を経由してから 2025.2.x へアップデートを行ってください。
